国連の昨年の世界の再生可能エネルギー投資調査によると、ブラジルは70億ドルを投資して世界ランク5位、世界全体の投資総額が2,110億ドルに達している。
2004年の世界のクリーンエネルギー投資総額は330億ドル、年間平均では前年比40%増加してきていたが、2008年の世界金融危機で投資は減速していた。
世界では未だに電力エネルギーの恩恵を受け得ていない人口が14億人いるために、資源渇望が心配されている化石燃料による電力エネルギーから、二酸化炭素削減可能なクリーンエネルギーへの投資が急がれている。
国連では2030年の世界の電力エネルギー需要は2倍に達するために、クリーンエネルギーによる電力供給が急務となっているが、現在の世界の電力エネルギーの89%は化石燃料が占めている。
2003年のクリーンエネルギー投資の3/4は先進国が占めていたが、現在では新興国の投資が急増、昨年の投資では二酸化炭素削減の必要性や石油の大半を輸入に依存している中国がドイツを抜いてトップになった。
昨年の中国のクリーンエネルギーへの投資は490億ドルと長年に亘って、世界トップの投資を行ってきたドイツは411億ドルと2位にランクを下げ、米国、イタリアに次いでブラジルが5位に上昇した。
昨年の風力発電の世界の投資総額は60億ドルに達しており、米国、インドや北東地域に投資を集中しているブラジルなどで、大型投資案件が増加してきている。
ブラジルのクリーンエネルギーへの投資はアフリカ53諸国の2倍に匹敵する投資を行っており、2005年から2010年のクリーンエネルギーの発電量は42%増加、現在の風力発電量は950メガワットと、ヨーロッパの8万6,000メガワットと比較できないぐらい少ない。
2007年から世界のクリーンエネルギー投資では風力発電向け投資が増加してきており、昨年は950億ドルと2位の太陽光発電向け投資260億ドルを大幅に上回っている。(2011年11月30日付けエスタード紙)