ペトロブラス石油公社の今年の投資総額は8470億ドルを予定していたにも関わらず、原油・天然ガス開発用の機械・装置の納入が遅れているために、今年の投資総額は昨年並みの764億ドルに減少すると見込んでいる。
ペトロブラスの今年9カ月間の投資総額は前年比10%減少の508億ドルに留まっており、サントス海盆の岩塩層下(プレソウト)原油のカリオカ鉱区向け機械・装置の遅れで、2013年12月の操業開始延長を余儀なくされている。
来年中には同社が発注していた石油掘削リグ15基が納入予定となっているために、バレイア・アズール鉱区やグアラ鉱区でのパイロットプロジェクトの開始が予定されている。
ペトロブラスでは今年の最終四半期に3,000メートル以上の深海での20本の石油汲み上げシステムが稼働予定で、1日当たり21万バレルの増産が期待できるために、今年の原油生産は220万バレルへの増産の可能性がでてきている。
しかし今年9カ月間の1日当たりの原油生産はプラットフォームのメンテナンスなどで4万4,000バレルが減産に結びついており、また原油生産量の低下した油田もあり、201万3,000バレルと昨年の210万バレルを下回っていた。同社では来年中頃には1日当たり41万4,000バレルの増産を予定している。(2011年11月17日付けエスタード紙)