石油輸出国機構(OPEC)は年次統計報告で昨年のヴェネズエラの原油確認埋蔵量がサウジアラビアの埋蔵量を超えて、世界最大の原油埋蔵量国になったことを発表した。
昨年のヴェネズエラの原油埋蔵量は前年比40.4%と大幅増加の2,965億バレルとサウジアラビアの2,645億バレルを超えたにも関わらず、埋蔵量の大半がオリノコ地帯の重質油や超重質油が占めているために、石油抽出するのは難しい上に、生産コストが非常に高くて、採算性が疑問視されている。
このランキングは長期的にはイランやイラクの埋蔵量の増加で順位が変わる可能性があり、昨年のイラクの埋蔵量は24.4%増加の1431億バレル、イランは10.3%増加の1512億バレルであった。
OPEC加盟国の原油埋蔵量は12.1%増加の1兆1,930億バレルと世界の埋蔵量の81.3%に相当、2009年の79.6%からヴェネズエラの埋蔵量増加で比率が上昇している。
昨年のイランのヨーロッパ向け石油輸出は34.5%増加の1日当たり76万4,000バレル、アジア・太平洋地域向け輸出は11%増加、天然ガスの埋蔵量は11.8%増加、輸出は48.7%増加している。
OPEC加盟国の石油輸出額は27.2%増加の7,451億ドル、また加盟国のGDP総額は11.2%増加、米ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の8月の原油先物相場はバレル当たり93.93ドル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の9月の北海ブレント先物は116.05ドルとなっている。(2011年7月19日付けエスタード紙)