ブラジル・シェル社はサントス海盆の岩塩下原油鉱区に所有する権益20%をケイロース・ガルボン石油開発(QGEP)並びにバーラ・エネルジア社の3億5,000万ドルで譲渡した。
譲渡契約締結はブラジル石油監督庁(ANP)の承認が必要であり、シェルはサントス沖の岩塩層下原油開発から撤退、しかしブラジルでの原油開発は継続して行う。
同社はカンポス海盆のパルケ・ダ・コンシャ鉱区での原油開発を継続、今後2年以内には7から10油田でボーリングを予定、シェルが譲渡したBM-S-8鉱区内には有望なベン・チ・ビ油田を含まれている。
QGEP社はBM-S-8鉱区内のビグア油田でボーリングを行っており、原油発見の確率を50%と予想、しかし同鉱区内の平均発見率は75%に達している。
今回、シェルが譲渡した20%の権益はコンソーシアムを組んだときは26%、ペトロブラス石油公社が66%、Galp社が14%、この油田の開発を担当しているペトロブラスは2008年に米国石油協会(API)規格では25度から28%の軽質油でブレント原油に近い良質原油であると発表していた。(2011年7月6日付けエスタード紙)