サンパウロ州サトウキビ加工業者連合(Unica)では2008年の世界金融危機の影響を受けて、エタノール生産業者は資金繰りに直面したために多くのメーカーが倒産に直面、その後のブラジル経済の回復にも関わらず、エタノール生産の投資不足で今後のエタノール供給に問題が発生すると予想している。
2009年の自動車向け燃料の60%はエタノールであったが、投資不足並びにフレックスカ-の増加で今では45%まで低下、2020年には37%まで低下する可能性が指摘されている。
Unicaの目標は自動車燃料の66%をエタノール燃料供給することであるにも関わらず、目標達成には1億4,300万トンが不足しており、今後10年間では3億4,200万トンの増産が必要となっている。
自動車燃料の66%をエタノールで供給するためには現在の栽培面積900万ヘクタールを倍の1,800万ヘクタールまで広げる必要があり、今後10年間で133か所のエタノール工場建設のためには投資総額800億レアルに達すると予想されている。(2011年5月23日付けエスタード紙)