北アフリカや中東の産油国の政情不安による供給力への懸念に加えて、中国など新興国の需要増、さらに東日本大震災による原発事故収拾のメドが立たず、火力発電への依存が高まるとの見方が広がっているために、国際石油価格が高騰を続けている。
ブラジル国内では国際石油価格の高騰、サトウキビ生産の端境期によるエタノール価格の上昇並びに好調な国内経済で石油の消費が上昇しているために、ペトロブラス石油公社では石油価格の値上げを否定していない。
先月末にペトロブラスは150万バレルの石油輸入を決定、今月下旬から国内で供給開始を予定、またサトウキビ栽培の収穫期突入でエタノール価格の減少が予想されているが、今後も石油の国際コモディティ価格上昇が継続すれば石油価格の値上げは避けられない。
連邦政府はエタノールの供給量増加並びに価格減少を目的に、砂糖の輸出に対して4%から5%の課税措置を採用する可能性もあり、またガソリンへの混入率25%の減少も検討されている。(2011年4月7日付けエスタード紙)