今年10カ月間のブラジルから中国への石油輸出は前年同期比125%増加の1日当たり17万9,500バレルで輸出金額は31億8,000万ドルに達して、米国向け石油輸出15万7,000バレルを上回っている。
ブラジル国営石油公社Petrobrasは中国国家開発銀行と期間10年の100億ドル融資契約に調印、また、中国石油化工(Sinopec)と10年間の原油長期輸出契約に調印、今年は1日当たり15万バレル、来年は20万バレルを輸出する。
SINOPECはスペイン資本のブラジルレプソル社の株式 40%を71億ドルで取得、また中国中化集団公司(Sinochem)はノルウェーの国営石油会社Statoil社 との間でペレグリーノ油田の権益40%を30億7,000万ドルで買収しており、中国からの石油天然ガス部門の投資は100億ドル以上を記録している。
Sinopec社はサントス海盆の鉱区BM-S-9のグァラ油田やカリオッカ油田などの岩塩層下原油開発を行って、石油や天然ガスの資源確保を積極的に進めている。
また経済成長が2桁台に近いインドもブラジルから1日当たり3万9,400バレルの石油を輸入して4位に上昇、来年の中国の石油消費は世界平均1.36%増加を大幅に上回る5.14%の増加が予想されている。(2010年11月29日付けエスタード紙)