南米ではすでにブラジル並びにアルゼンチンが原子力発電を行っているが、新たにチリ、エクアドル並びにベネズエラが原子力発電所建設プロジェクトを立ち上げているために、原子力発電開発国では売り込みに熾烈な競争をしている。
またボリビアのエボ・モラーレス大統領も原子力発電所建設に積極的になってきており、ベネズエラのウーゴ・シャーベス大統領は親密国のロシアを訪問、メドベージェフ大統領と国営原子力企業ロスアトム(Rosatom)がベネズエラ国内に1,200メガワットの原子力発電所建設で調印している。
チリは9月にアルゼンチン、10月にはフランスとトレーナメント、放射性廃棄物の処理、建設最適地などの協力関係で調印、しかし受注を狙っている韓国も積極的に協力関係を申し出ている。
現在、世界中には30カ国に440の原子炉が稼働中、また15カ国で60の原子炉を建設中であり、多くの開発国では大型インフラの原子力発電所建設の獲得合戦を官民一体で行っている。
世界の電力エネルギー発電は石炭発電が40.8%、天然ガス20%、水力発電16.4%、原子力14.7%、石油発電5.8%、その他が2.3%となっている。(2010年11月18日付けヴァロール紙)