ルーラ大統領は2020年までに濃縮ウランを輸出できるまでの先端技術を確保するために、サンパウロ州内にYellowcake と呼ばれる粉末状のウラン精鉱並びにガス拡散法での低濃縮ウランを生産のために、総額3億4,800万レアルを来年の予算に追加することを承認した。
予算のうち1億2,700万レアルはガス拡散法による低濃縮ウランの抽出工場建設であり、今後は原子力発電所建設が目白押しであるにも関わらず、高濃縮ウランは全てフランスからの輸入に依存しているために、高濃縮ウランの製造計画に拍車がかかると見込まれている。
ブラジル国内の原子力発電所は2034年までに9基の稼働が見込まれているために、2012年までにウラン精鉱、2014年までに低濃縮ウラン、2018年までに高濃縮ウランの製造が予定されている。
高濃縮ウランは原子力発電所のコストの35%に相当するためにブラジル国内での製造が急がれているが、高濃縮ウランの製造工場はアングラ原子力発電所に近いリオ州のレゼンデ市が予定されている。(2010年8月11日付けエスタード紙)