ペトロブラス石油公社は今後5年間に石油精製部門に320億ドルを投資してペルナンブーコ州、リオ、セアラー並びにマラニャン州に石油精製所を建設、しかし市場関係者はセアラー州並びにマラニャン州での投資は政治的な色合いが強いために、大統領選後には計画変更の可能性が濃厚と予想している。
ペトロブラスではセアラー並びにマラニャン州での石油精製所建設は欧米に距離的に近いために輸出面でコスト的に有利であると説明、しかしマラニャン州はエジソン・ロバン元エネルギー相並びにジョゼ・サルネイ上院議長の地元である。
ブラジル・インフラ・ストラクチャーセンター(CBIE)のアドリアノ・ピレス氏はリオ州並びにペルナンブーコ州で建設中の石油精製所だけで2020年に予定されている日産320万5,000バレルの石油精製は可能であり、セアラー並びにマラニャン州の精製所の必要性を認めていない。
ペルナンブーコ州でヴェネズエラのPDVSA社と共同で建設中の精製所の能力は日産20万バレル、リオ州で建設中の精製所は15万バレルの精製能力を擁している。(2010年7月19日付けエスタード紙)