ペトロブラス石油公社は今後も国際石油価格がバレル当たり70ドル前後で推移すれば、今年の投資計画を実行するためには850億レアルの新たな資金調達の必要に迫られる可能性がでてきた。
昨日のロンドン国際石油取引所(International Petroleum Exchange)の世界の石油価格の基準となるブレント石油価格は6日連続で下げて、バレル当たる71.47ドルとなっている。
同公社では今年の投資計画では今年の平均石油価格を76ドルで予算を組んでいたために、石油価格の値下がりが今後も継続すると投資計画実行のための資金繰りが苦しくなる。
ペトロブラスの投資計画に対して石油価格がバレル当たり1ドル変動すると5億ドルに相当するために、今年の平均価格が74ドルで推移すると10億ドルの資金調達が必要となる。
また同公社の負債が1,000億ドルを超えて、自己資本に対する負債の比率がリミットに達してこれ以上の負債ができないために、増資などでの資金調達が必要となる。
第1四半期の平均石油価格はバレル当たり78ドル、ピーク時には90ドルまで上昇、今年の平均石油価格は世界経済の回復速度に従って75ドルから85ドルが予想されている。(2010年7月6日付けエスタード紙)