昨年、ペトロブラス石油公社は中国国家開発銀行から10年間に亘って、石油を輸出する代わりに100億ドルの資金を調達、1年目は1日当たり15万バレル、2年目以降は20万バレルの輸出契約を行っていた。
今回、ペトロブラスは新たに石油輸出の代償として100億ドルの資金を調達するために、中国銀行または中国工商銀行と水面下で交渉していると予想されているが、中国国家開発銀行向けの1日当たり20万バレルと新たに20万バレルの輸出が可能か検討している。
ペトロブラスは4月に中国の胡錦濤主席が来伯した時に、中国石油化工集団(Sinopec)と石油売買も含む包括戦略パートナー協定に調印、この協定には石油の探査及び生産、石油化学及びサービスなどの内容が盛り込まれている。
探査生産分野の協力においてSinopecはペトロブラスが100%の権益を擁するパラー-マラニャン海域のBM-PAMA-3及びBM-PAMA-8の2鉱区を開発することが決まっている。
先週、中国中化株式有限公司(Sinochem)がノルウェーの国営石油会社スタトイルとの間でカンポス海盆のペレグリーノ油田の権益40%を30億7000万ドルで買収することで合意、4月のブラジルの世界2位の石油消費国である中国への石油輸出ランクは10位に上昇している。
中国国営送電網社(State Grid)はスペイン資本のブラジル国内の送電網コンセッションを17億2,600万ドルで買収、またWISCO(武漢鋼鉄)は実業家エイケ・バチスタ氏の鉱山会社MMX社に資本参加して、ブラジルとの関係強化を図っている。(2010年5月27日付けエスタード紙)