ブラジル石油監督庁(ANP)はペトロブラス石油公社がサントス海盆の岩塩層下油田のイアラ油田から41キロメートル離れたフランコ油田で埋蔵量45億バレルを予想、埋蔵量が50億から80億バレルと見込まれているツピー油田に次ぐ規模の油田を発見した。
このフランコ油田の埋蔵量45億バレルはブラジル国内で確認されている石油・天然ガスの埋蔵量140億バレルの32%に相当する大規模な油田である。
またペトロブラスはフランコ油田から32キロメートル離れたリブラ油田で石油の試験掘削を開始を予定、同油田の埋蔵量はフランコ油田よりも大きい可能性があると予想されている。
同石油公社は石油掘削や製油所建設などに今後5年間で2,000億ドルから2,200億ドルの投資を予定しているが、 ペトロブラスは新株を利用して政府から原油50億バレルの権益を獲得するとともに、投資家にも新株を売却する計画を立てている。
ペトロブラスは岩塩層下の原油埋蔵量を151億バレルから205億バレルを予想、ツピー油田の試験掘削コストは2億4,000万ドルであったが、今回のフランコ油田は技術向上で1億ドルまでコスト削減しており、年末までに16か所で試験掘削を予定している。(2010年5月13日付けヴァロール紙)
