昨日、パラ-州の連邦裁判所は発電能力が世界3位のシングー河流域のベロ・モンテ水力発電所建設で環境問題がクリアされていないために、再度入札を取り消した。
このベロ・モンテ水力発電所は1970年代終りからプロジェクトが持ち上がっていたが、ルーラ大統領は経済成長加速プログラム(PAC)に指定して開発を優先させていた。
ゼネコン大手のオデブレヒト社とカマルゴ・コレア社も入札に参加を予定していたにも関わらず、連邦政府からの圧力で入札参加を取止めたが、政府系のブラジル中央電力(エレトロブラス)傘下のグループが約50%、民間系企業は最大12.75%の参加比率となっている。
ベロ・モンテ水力発電所の入札にはベロ・モンテエネルギー並びにノルテ・エネルギーの2コンセッションが入札に参加を予定している。
ブラジルの水力発電は電力エネルギーの70.25%を占め、火力発電が24.18%、小型水力発電(PCH)が2.85%、原子力発電が1.86%を占めている。(2010年4月20日付けエスタード紙)
