米国の環境保護局(EPA)は漸くブラジルのサトウキビから生産されるエタノールの二酸化炭素排出削減はガソリン比61%に相当すると削減効果を認めた。
今回の承認でブラジル産のエタノールの米国への輸出は今後12年間に亘って、年間150億リットルから400億リットルの可能性に結びつくが、サンパウロ州サトウキビ加工業者連合(Unica)ではブラジル産エタノールに対する米国の輸入関税撤廃が課題となっている。
米国は今年のバイオ燃料消費を最低450億リットルまで承認、2022年には1,360億リットルの消費が予想され、そのうちの800億リットルは繊維から抽出されるエタノールやバイオマスジーゼルとなっている。
ブラジル産エタノール輸出は2008年の3倍に相当する150億リットルの輸出枠を確保、昨年までのEPAはブラジル産エタノールのCO2削減効果はガソリンに比べて26%の削減効果しか認めていなかった。
Unicaではブラジル産エタノールのCO2削減効果はガソリン比72%であると主張していたが、EPAでは漸く61%の削減効果の承認まで譲渡した。
米国のエタノール生産団体は議会でのロビー活動で保護されているが、トウモロコシ産エタノールの削減効果は僅かに20%、Unicaはガロン当たり0.54ドルの輸入関税を今年中に撤廃するためにロビー活動を進める。(2010年2月4日付けエスタード紙)