砂糖の世界生産2位のインドの大幅な減産やサトウキビ収穫の端境期に突入したためにエタノール価格が大幅に上昇、ガソリン価格の70%までなら有利とされるエタノール価格が20州で70%を超えた。
エタノール価格がまだ有利とされるのは一大生産地で最大の消費地のサンパウロ州、バイア、ゴイアス、南マット・グロッソ、パラナ、ペルナンブーコ並びにトカンチンス州だけとなっている。
エタノール生産地から非常に遠いロウライマ州のエタノール価格は2.158レアルでガソリン価格2.695レアルの80%に相当するために、フレックス車にはガソリン燃料が有利となっている。
インドの砂糖生産の大幅な減少で砂糖のコモディティ価格は昨年7月から30%上昇し、ブラジル国内の製造工場はエタノール生産から輸出向け砂糖生産に切り換えているために、ブラジル国内のエタノール価格は大幅に上昇してきている。
しかしサンパウロ州サトウキビ加工業者連合(UNICA)の代表者はエタノール消費拡大が価格を押し上げ、更に多雨の影響でブラジル国内のエタノール消費の1ヶ月間に相当する14億リットルを上回る18億リットルの生産減少に繋がったと説明している。(2010年1月6日付けエスタード紙)