ペトロブラス石油公社はサントス海盆で日産2万バレルを試験的に生産して岩塩層下原油の流動性や分布などを目的に商業化の調査を行っている。
しかしブラジル石油監督庁(ANP)から商業化の報告書提出が来年末で終了するために、日産12万バレルまでの引き上げを急いでいるにも関わらず、フラットフォームは未だに中国で建造中である。
ツピー油田の原油埋蔵量は50億バレルから80億バレルと見込まれており、2000年にペトロブラス/BG/Galpが共同で落札、昨年、ANPから再度の商業化の報告書提出延長の許可を得ていた。
金融危機後の昨年末の国際原油価格はバレルあたり33ドルまで下落、しかし今では70ドルを突破しているために、今年すでに340億ドルの資金を調達しているペトロブラスは今後数年間の原油開発投資向け資金調達の必要性はないと予想されている。
すでに入札済みの岩塩層下原油の収益配分について与野党間で攻防を繰り返しており、昨日の下院では与党連合はロイヤリティー収入の分配について州政府は30%から20%、生産性の高い油田の特別ロイヤリティーについては50%から35%とそれぞれ下げる案に譲渡したが、今日も下院で攻防が続けられると予想されている。(2009年12月9日付けエスタード紙)