イタイプー水力発電所からの送電が落雷や暴風雨と予想される影響を受けて全国エネルギーシステム機構(ONS)が自動的に送電を停止したために、サンパウロ、リオやミナスなどの12州、ブラジリア連邦直轄区やパラグアイなど数時間に亘って大停電となった。
エジソン・ロバン鉱山エネルギー相はフルナス電力公社の送電網が落雷などで送電停止の影響を受けて、イタイプー水力発電所のブラジル向け発電の全タービンの停止を余儀なくされたが、解明を急いでいると発表している。
ONSでは送電網保護システムによる停電で17メガワットの損出、ブラジル向け電力供給用18タービンの停止、しかしパラグアイ向けに2タービンは再稼動された。
ブラジルの大停電として1999年に旧サンパウロ電力公社(CESP)バウルー市の変電所に落雷して南部、南西部、中西部地域、ブラジリア連邦直轄区、アクレー州やパラグアイの一部で停電が発生した。
フェルナンド・カルドーゾ政権最後の2年間に電力発電投資不足や旱魃で大停電が発生、電力危機を乗り越えるために20%の節電が義務付けされたが、2002年に節電は解除された。
2005年1月にリオ州並びにエスピリット・サント州で停電が発生して300万人以上に影響、連邦政府はフルナス電力の理由のない送電停止に対して410万レアルの罰金支払いを命じた。
2007年にはフルナス電力の送電停止で再びリオ州とエスピリット・サント州で停電が発生していた。(2009年11月11日付けエスタード紙)