過去30年間において発見された最大の埋蔵量80億バレルに達するサントス海盆の岩塩下のツピー油田の原油採掘が4月30日から開始されるが、付近の海域が荒れているために、安全面からルーラ大統領とジウマ官房長官の式典出席はキャンセルされている。
ツピー油田の初期の原油生産は日産3万バレル、2010年末には10万バレルに達するが、ペトロブラスが65%、BG25%並びにGalp10%とそれぞれ資本参加をしている。
ツピー油田の次にBMS-9鉱区内のグァラ油田でテスト採掘されるが、ツピー油田と同様にBGとRepsolが資本参加、ペトロブラスではコストが高い深海の岩塩下原油採掘のコストをすでに50%以上下げている。
ペトロブラスは2020年までに岩塩下の原油開発に1,110億ドルを投資、また連邦政府は岩塩下の計り知れない埋蔵量を誇るエスピリット・サント州からサンタ・カタリーナ州以外の鉱区での石油・天然ガス開発の入札は継続して行なう。
しかし連邦政府は岩塩下石油採掘のために、ペトロブラストとは別に石油採掘を行なわない外国型石油公社または独立採算制の国営企業の設立を目論んでいる。(2009年4月30日付けヴァロール紙)