エネルギー調査会社(EPE)は今後2015年まで国際石油価格は減少を継続して、バレル当たり70ドルまで減少すると予想しているが、2002年1月の石油価格19.42ドルから今年6月には584%増加の132.72ドルまで高騰した。
1998年から2007年までの世界の経済成長率は年間平均4.0%増加したが、今年は3.7%、来年は3.8%にそれぞれ減少、2010年からまた回復すると見込まれている。
石油価格高騰にはドル通貨の下落、発展途上国の経済発展に伴う消費の増加、世界的な株安による石油への投機による増加以外にも、2002年の米国での石油消費は家庭支出の2.0%であったが、最近では4.0%まで消費が上昇しているのも一因となっている。
また国際石油価格高騰でインドネシアでは石油燃料価格を28.7%、台湾20%、マレーシア20%、中国では18%値上げしたために消費が低下、石油輸出 国機構(OPEC)の加盟国の中には増産に踏み切るところも出てきており、またブラジルの岩塩下の膨大な原油埋蔵量の発見などで、今後の原油増産の石油価 格低下が予想されている。(2008年9月15日付けエスタード紙)