石油高騰や世界経済の冷え込みで過去1年間の搭乗客の伸び率は過去5年で最低となり、今年の世界全体の航空会社の赤字は68億ドルが予想されており、昨年の56億ドルの黒字から一転して大幅な赤字計上が予想されている。
過去1年間の搭乗客の伸び率は3.8%で2003年のSARSと呼ばれた中国で流行した重症急性呼吸器症候群の年よりは上回ったが、昨年までの平均伸び率5.4%を大幅に下回っている。
米国での航空機利用は4.0%と大幅に減少したが、ヨーロッパは4.1%増加、昨年の中近東は18%増加したが、今年は9.6%の増加に留まっている。
6月のラテンアメリカの搭乗客は前年同月比12.5%増加しているが、航空貨物は業界再編の影響で12.0%と大幅に落込んでおり、今年7月末の米国並び にラテンアメリカの航空会社の株価総額は昨年末から110億ドルも下げているが、サウスウエスト航空は24億ドル、ジェットブルー航空は3億6,200万 ドルの黒字を計上しているが、その他は全て赤字となっている。
ゴール航空は石油価格の高騰の影響で昨年末から29億ドル、チリのラン航空は8億ドル、TAM航空は5億5,300万ドルの売上減を記録している。(2008年8月5日付けエスタード紙)