2001年の旱魃による水不足で電力危機が発生した時のブラジルの水力発電所による電力エネルギー比率は97%に達していたが今では80%まで低下、温暖化効果ガスが発生しない原子力発電所建設で、エネルギーのポートフォーリオ拡大を図る。
エネルギー研究公社(EPE)は現在のブラジル国内の発電量は10万メガワットであるが、今後25年には更に13万メガワットの電力供給が必要なると見込んでいる。
原子力発電所アングラ3号の建設費は70億レアル、アンドラーデ・グッチエレス社が建設を担当するが、建設用装置はすでに1999年に7億5,000万ドルで購入されているために、装置のメンテナンス費用として年間2,000万ドルのコストがかかっている。
アングラ1号及び2号の総発電量は2,000メガワットでブラジルの電力の1.9%を占めているが、2014年の操業予定のアングラ3号の発電量は 1,350メガワットとなるが、この期間内に大型水力発電所建設が目白押しであり、原子力発電所の総発電量の比率は2.0%が予想されている。
マデイラ河流域のサント・アントニオ水力発電所並びにジラウ水力発電所の発電能力は6,450メガワットに達するが、完成するまでの2009年から 2011年の期間が最も電力危機を引起こす可能性があるために、旱魃で水力発電所の水位が下がれば、火力発電所を稼動して危機を回避する。(2008年7 月25日付けガゼッタ・メルカンチル紙)