今年第1四半期のペトロブラス石油公社は継続する経済リセッションの影響や石油派生品販売減少、原油生産減少で前年同月比123%減少の12億6,000万レアルの赤字計上で3四半期連続での赤字を記録、しかし石油業界関係者の平均20億レアルの赤字予想を下回っている。
同期のペトロブラスの燃料販売は景気後退の影響で前年同月比8.0%減少、また旱魃の影響を受けて昨年から操業を継続していた火力発電所への燃料供給が操業停止で54%減少したことも赤字拡大につながっている。
今年第1四半期の同社のガス・エネルギー部門赤字は前年同月比30%増加の14億レアルを記録、また石油・天然ガス生産は石油プラットフォームのメインテナンスの影響で7.0%減少している。
同期のペトロブラスの投資は、前年同月比13%減少の150億レアルに留まっており、レアル通貨に対するドル高の為替による負債増加並びに利払いの増加している。
今年第1四半期の同社の負債総額は前四半期比9.0%増加の4,500億レアルに達しており、ドル高の為替の影響で外債比率が高い同社の負債軽減の阻害要因となっている。
ジウマ・ロウセフ大統領の罷免、180日間の停職決定された昨日12日に、ペトロブラスは譲渡交渉中であった南東部地域のガスパイプライン網の進展状況を発表、また負債軽減のためにアルゼンチン並びにチリの自社資産売却で14億ドルを調達、また同社では2016年以内に自社資産売却で144億ドルの調達を予定している。(2016年5月13日付けエスタード紙)