電力エネルギー企画公社(EPE)の年間電力エネルギー計画調査(PEN)によると、2015年の電力エネルギー消費量は、ブラジル国内経済の深刻なリセッションで前年比2.1%減少の46万4,700ギガワット(GWh)に留まった。特に鉱工業部門の電力エネルギー消費量は5.3%減少している。
昨年の鉱工業部門の電力エネルギー消費量は前年比9,532ギガワット(GWh)少ない16万9,574ギガワット(GWh)に留まり、9,532ギガワット(GWh)は発電能力が2,200メガワットの水力発電所に相当する消費電力。
鉱工業部門の電力エネルギー消費量はブラジル国内の消費電力の約35%に相当、特に自動車部門並びに鉄鋼部門、機械・装置部門の生産減少、ラヴァ・ジャット作戦問題関連並びに石油派生品の国際コモディティ価格下落による石油・天然ガス関連産業の生産減少による電力消費減少が顕著となっている。
また昨年の一般家庭の消費電力も前年比0.7%減少して2004年以降では最大の落ち込みを記録、昨年1年間の51%の電力料金値上げも消費電力の減少に結び付いている。
昨年唯一、消費電力が増加したのは小売部門で前年比0.6%増加、昨年12月の一般家庭の消費電力0.3%減少は、カルドーゾ政権が広範な計画節電を実施した2001年以降で初めてとなった。(2016年2月2日付けエスタード紙)