エル・ニーニョ現象の影響を受けて先週末のブラジルの北東地域の水力発電所貯水池の平均水位は、10%下回る9.56%まで低下したと全国エネルギー・システム組織化機構(ONS)は発表した。
エル・ニーニョ現象は太平洋東部の赤道付近、ペルーとエクアドルの沖合から西へ太平洋のほぼ中心部まで数千キロメートルに及ぶ海域において、海面の水温が局所的に異常上昇する現象であり、南米地域では南部での異常降雨並びに北部での干ばつ現象が発生している。
2016年第1四半期末までブラジル南部地域は例年よりも多い降雨量、北部並びに北東部地域では例年を下回る降雨量が予想されており、10月の北東部地域の降雨量は平均の僅かに29%の予想に対して、南部地域の降雨量は例年の229%が予想されている。
10月31日の北東地域の水力発電所貯水池の平均水位は8.5%が予想されているが、南部地域の水力発電所貯水池の平均水位は97.2%に達すると予想されている。(2015年10月27日付けエスタード紙)