昨日、第13回石油・天然ガス入札では岩塩層下(プレソルト)原油開発鉱区を除くブラジル全国の266区画(ブロック)入札が実施されたにも関わらず、石油の国際コモディティ価格の低迷や原油埋蔵量が膨大なプレソルト区画や有望な原油・天然ガス区画が除外されたために、僅かに37区画の落札に留まった。
今回の第13回石油・天然ガス入札には、ペトロブラス石油公社並びに世界の石油メジャーが不参加となったために2002年の第4回石油・天然ガス入札の21区画落札に次ぐ37区画の少ない落札に留まった。
入札にかけられたのはアマゾナス鉱区並びにカマルーアルマーダ鉱区、カンポス鉱区、エスピリット・サント鉱区、ジャクイペ鉱区、パライバ鉱区、ポチグア鉱区、レコンカヴォ鉱区、セルジッペーアラゴアス鉱区、ペロタス鉱区の10鉱区、そのうち6鉱区には有望な埋蔵量を見込まれている区画がないために応札参加企業がなかった。
国家原油庁(ANP)では、第13回石油・天然ガス入札にペトロブラス石油公社を筆頭に米国資本のエクソンモービル社並びにAnadarko社、フランス資本Total社、 ポルトガル資本Galp社、ロシア資本 Rosnef社、ノルウエー資本 Statoil社、英国資本の BP社、中国資本の CNOOC社の入札参加を予定していたにも関わらず、入札参加を表明をしていた石油メジャーは全て参加しなかった。
国家原油庁(ANP)は第13回石油・天然ガス入札で総額10億レアル~20億レアルの臨時歳入を見込んでいたにも関わらず、僅かに1億1,210万レアルに留まった。
入札にかけられる鉱区で特に注目されているのは、2010年に総埋蔵量が200億バレルに達する良質の軽質油が発見されている海底油田のセルジッペーアラゴアス鉱区でQueiroz Galvao社が落札している。
また天然ガス埋蔵が見込まれているパライバ鉱区では中小規模の石油開発企業が11区画を落札、2013年に天然ガス開発を目的とした第12回石油・天然ガス鉱区入札が実施、競売にかけられた240鉱区のうち72鉱区が落札され、そのうちペトロブラス石油公社は49鉱区を落札していた。(2015年10月8日付けヴァロール紙)