伝統的に自社向け電力エネルギー供給を事業の一つにしているVotorantim Energia社は、33か所の水力発電所並びに5か所の火力発電所に投資をしている。
しかしVotorantim Energia社は、自社向け電力エネルギー供給以外にも法人向け電力エネルギー供給事業のために2018年までに11億3,000万レアルを投資して、ピアウイ州で発電能力が206メガワットの風力発電所網を建設する。
ピアウイ州での風力発電所建設は2016年6月前後から着手、最終的には総額30億レアルの投資で発電能力を600メガワット迄引上げ、ピアウイ州並びにペルナンブーコ州で900人~1,000人の直接雇用を見込んでいる。
連邦政府によって実施された8月の風力発電による電力エネルギー入札では公社向けに93メガワット、一般消費者向けフリー市場に9メガワットを販売、風力発電所建設向け投資総額の65%は社会経済開発銀行(BNDES)がクレジットを提供、残りの35%は自社資金で賄う。
風力発電所向け部品の30%は輸入部品が占め、レアル通貨に対するドル高の高騰で風力発電所の収益悪化で採算が取れなくなってきているために、次回の電力エネルギー入札では連邦政府との買取価格の引上げ交渉がネックとなっている。(2015年10月8日付けエスタード紙)