ペトロブラス石油公社は、2015年~2019年の投資5か年計画の予算を前回よりも更に41%カットして1,303億ドルまで削減、また2018年末までに投資向け資金調達並びに負債削減のために580億ドルの自社資産放出並びに大幅なコスト削減を図る。
またペトロブラス石油公社は2016年末までに151億ドルに達する自社資産放出を実施、埋蔵量が豊富で開発コストが比較的低い陸上鉱区や岩塩層下(プレソルト)原油開発鉱区を除く、開発コスト負担の大きな鉱区を優先的に放出して資金調達をする。
ペトロブラスはBTG パクツアル銀行と共同出資しているアフリカ諸国の資産放出、南米地域の燃料配給網、アルゼンチンのペトロブラス・エネルジア社やバイア・ブランカ製油所、ペトロブラスのアルゼンチンYPF社などもオファー次第では放出する計画を立てている。
ナフサを供給してペトロブラスが資本参加しているブラスケン社の株式の一部放出、またペトロブラスはプレソルトを中心とした投資金調達のために石油配給事業のBR Distribuidora社の新規株式公開(IPO)などを実施して資金調達を図る。
2004年に国内の原油精製のために建設が開始されたリオ石油製油所コンビナート(Comperj)では、プレソルトで生産される天然ガスの精製向けに10億ドル以上の大型投資を発表しており、すでに外資系企業を中心に3社から資本参加の申し込みがある。(2015年7月6日付けヴァロール紙)