パウリスタ電力(CPFL)は7億レアルを投資してスマートメーターを購入、サンパウロ州並びに南大河州の地方都市でスマートグリッドの実証実験開始を予定している。
パウリスタ電力(CPFL)によるスマートグリッドの実証実験は、サンパウロ州カンピーナス市並びにリベイロン・プレート市、ソロカバ市、サントス市、南大河州のカシアス・ド・スール市で数か月間後からスマートメーターの設置を予定している。
スマートグリッドは、スマートメーター等の通信・制御機能を活用して停電防止や送電調整のほか多様な電力契約の実現や人件費削減等を可能にした電力網である。
パウリスタ電力はサンパウロ州並びにミナス州、パラナ州、南大河州の750万世帯に電力エネルギーを供給しており、スマートメーターの設置で電力会社にとってはコストの削減並びに盗電防止、人件費のコスト減少による収益性の向上が見込まれている。
スマートメーターの設置で今までの電気使用料の検針作業は、通信機能を持った電気メーターが自動的に電力事業者へ遠隔報告が可能となり、コンピューター画面上での料金確認、細かな料金体系の実施、電力使用量の常時監視により、電力エネルギーの供給計画に役立てることが可能となる。
ブラジルでは電気料金が払えない多くの貧困層が盗電を余儀なくされており、スマートメーター導入による盗電の抑制で電力会社にとって収益性の増加で設備投資やサービス向上につながると予想されている。(2015年5月26日付けヴァロール紙)