監査法人PwCはペトロブラスが汚職問題を会計事務所に内部調査させた報告を付けた決算書を不十分として判断した影響でペトロブラスは第3四半期の決算を発表できなかった経緯があった。
また今年1月28日にペトロブラス石油公社は、外部監査もなく連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職による損失計上もない昨年第3四半期の決算を発表、2月に格付け会社ムーディーズはペトロブラス石油公社の投資適格ランクを財務力が不十分で、債務不履行の可能性があるとしてBaa3からBa2に2段階の格下げしていた。
ペトロブラスは連邦警察の特別捜査ラヴァ・ジャット作戦で明らかになっている汚職よる正式な損失額を計上すれば2014年の第3四半期並びに第4四半期の決算は明確になる。
連邦検察庁(MPF)はラヴァ・ジャット作戦で判明しているペトロブラスの汚職による損害は約21億レアルとみており、また連邦検察庁はスイスの銀行口座に隠されていた汚職による13億レアルの資金凍結をスイス政府に要請した。
特別捜査「ラヴァ・ジャット作戦」で汚職よる正式な損失額を計上すればペトロブラスの純益を劇的に下げることができるために、投資家への配当金は非常に低くなるか無配となる可能性がある。
監査法人PwCの正式な監査を受けていないペトロブラスの第3四半期の純負債総額は2,614億4,500万レアル、名目負債総額は3,310億レアル、Ebitdaに対する負債比率は4.6倍と投資適格級とみなされる最大3.5倍を大幅に上回っていた。(2015年3月20日付けエスタード紙)