先月、格付け会社ムーディーズは、ペトロブラス石油公社の投資適格ランクを財務力が不十分で債務不履行の可能性があるとしてBaa3からBa2に2段階の格下げ、また連邦警察の特別捜査「第7次ラヴァ・ジャット作戦」で汚職疑惑によるペトロブラス石油公社のイメージの回復を図るためや負債軽減のために資金売却に迫られていた。
ペトロブラスの2014年~2018年の投資計画遂行のために自社資産の売却で50億ドル~110億ドルの資金調達を予定していたにも関わらず、格付け会社ムーディーズによるペトロブラスのBa2への格下げで、今後の石油・天然ガス関連開発投資に対する資金調達が困難になるために今後2年間での自社資産売却で137億ドルの資金調達に変更している。
またペトロブラスは今年の投資計画として800億ドルを見込んでいたにも関わらず、投資総額の25%~35%に相当する200億ドル~300億ドルの投資削減の変更を余儀なくされている。
ペトロブラスではプレソルト石油・天然ガス開発投資に集中するための資金調達として、多くの石油・天然ガス鉱区を放出すると予想されているが、石油製油所や輸送インフラの放出は石油生産に支障をきたす可能性があるために資産売却を慎重に進めると予想されている
膨大な原油の埋蔵量が確認されているリブラ鉱区の石油・天然ガス開発は投資リスクが非常に低いにも関わらず、プラットフォームを建造するための資金調達が急務となっている。(2015年3月3日付けエスタード紙)