格付け会社ムーディーズはペトロブラス石油公社の投資適格ランクを財務力が不十分で、債務不履行の可能性があるとしてBaa3からBa2に2段階の格下げした。
今回のペトロブラスのBa2への格下げで今後の石油・天然ガス関連開発投資に対する資金調達が困難になる影響で投資計画の大幅な縮小を余儀なくされ、また1月28日にペトロブラス石油公社は、外部監査もなく連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職による損失計上もない昨年第3四半期の決算を発表していた経緯があった。
しかしペトロブラス社は4月30日までに外部監査による2014年の正式な決算発表をしなければ更なる格下げの可能性があり、ペトロブラス関連のブラジル企業の更なる信用下落につながって海外からの投資が収縮すると予想されている。
昨日の午前中にペトロブラスの経営陣は、格付け会社ムーディーズからBaa3からBa2の格下げの通告を受けたために即座にプラナルト宮に連絡、この通告でレヴィ・ジョアキン財務相は、ムーディーズに対して連邦政府の保証レタ―の提示を約束したにも関わらず、ムーディーズはBa2への格下げを発表した。
連邦警察の特別捜査「第7次ラヴァ・ジャット作戦」で汚職疑惑によるペトロブラス石油公社や大手ゼネコンの相次ぐ経営陣幹部の逮捕者続出にも関わらず、国家エネルギー政策審議会(CNPE)では第13回石油・天然ガス入札を承認しているが、外部監査による2014年の正式な決算発表をしていないペトロブラスは入札に参加できない。(2015年2月25日付けエスタード紙)