マット・グロッソ州とパラー州の州境に位置する発電能力が1,820メガワットでブラジルの水力発電所で10位のTeles Pires水力発電所は先月に完成したにも関わらず、Matrinchã Transmissoraが2015年1月までに約束していた1,007キロメートルの送電網が完成していないために発電できない状態に置かれている。
国家電力庁(Aneel)ではMatrinchã Transmissoraによる送電網が完成するのは今年8月と予想しており、Teles Pires水力発電所では8月までの収益の補填をMatrinchã Transmissoraに要求すると予想されている。
Teles Pires水力発電所にはNeoenergia社が50.1%資本参加、 Eletrobras社は49%、 オデブレヒト・エネルジア社は0.9%それぞれ資本参加、Matrinchã TransmissoraにはState Grid社が51%資本参加、 Copel社は49%資本参加している。
Matrinchã Transmissoraでは送電網の工事が遅れている要因として環境ライセンスの認可の遅れや考古学的調査による遅れであると説明しているが、Teles Pires水力発電所は送電網の完成の遅れで1億8,300万レアルの損害がでると反論している。(2015年2月20日付けエスタード紙)