今月28日にペトロブラス石油公社は、外部監査もなく連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職による損失計上もない昨年第3四半期の決算を発表、ペトロブラス石油公社の昨年第3四半期の純利益は前月比38%減少の30億9,000万レアル、前年同期比では9.0%減少となっている。
ペトロブラス関連の汚職疑惑による信頼の下落並びに石油の国際コモディティ価格の下落などで石油・天然ガス開発部門の投資は必要最小限に抑え、また今後の石油鉱区取得の制限を行う。
同社の資産に対する負債比率が2013年の35%から昨年は43%に達しているために、今後数年間に亘って負債削減並びに信用回復のために最大限の投資抑制を行う。
ペトロブラスは2014年の純益が赤字となれば配当金の支払いを停止、純益を計上すれば配当金支払いを数か月後もしくは同社の決算が好転するまで配当金の支払いを先送りする。
現在の1バレル当たりの石油価格が50ドルまで下落しているために、同社の今年の石油・天然ガス開発部門の投資は310億レアル~330億レアルと前年比25%削減、また優先順位の低い石油鉱区の放出を予定している。
また同社のセアラー州の石油製油所Premium II並びにマラニョン州の石油製油所Premium Iの建設は中止されているが、リオ石油化学コンビナート(Comperj)並びにペルナンブーコ州Abreu e Lima製油所の建設は継続する。
昨年第3四半期の決算を発表後の2日間でペトロブラスの時価総額は1,287億レアルから1,120億レアルと167億レアルも下落しているとエコノマチカ社では予想している。(2015年1月30日付けエスタード紙)