今月19日にブラジル国内の10州並びにブラジリア連邦直轄地で停電が発生、停電の発生は北部並びに北東地域から南東部地域への送電システム問題並びに消費電力の急上昇で発生したと全国エネルギーシステム機構(ONS)は発表していた。
今月20日並びに21日の消費電力がピーク時の停電発生を避けるために、ブラジルはアルゼンチンから約2,000メガワットの電力エネルギーの緊急輸入を余儀なくされている。
ブラジルは2010年12月に南部地域の消費電力需要を賄うために、アルゼンチンから電力エネルギーを緊急輸入したが、アルゼンチンは経済成長が順調に進んでいた2006年に電力エネルギーを確保するためにディーゼル燃料の輸入を余儀なくされており、2013年のディーゼル燃料の輸入総額は120億ドルに達している。
22日にはサンパウロ州に寒冷前線が到着するために温度上昇は避けられるにも関わらず、ブラジルの製造業部門の生産の35%以上を占めるために安定した電力エネルギー供給の確保を余儀なくされている。
アルゼンチンからの電力エネルギーの輸入を避けるためには、発電能力が639メガワットの南大河州のウルグアイアーナ火力発電所の再稼働が必要でとなっている。
ペトロブラス石油公社の22ヵ所の火力発電所のうち16カ所の火力発電所ではメンテナンスや操業に問題があるために稼働を中止しており、発電能力5,574メガワットがあるにも関わらず、3,700メガワットしか供給できていない。(2015年1月22日付けエスタード紙)