石油輸出国機構(OPEC)は11月27日の総会で石油価格が過去4年間で最低を記録しているにも関わらず、世界的な原油供給過剰を緩和するための措置の見送りを決定した。
石油輸出国機構では1日当たりの原油供給量を3,000万バレルの据え置きを発表した影響で、昨日の1バレル当たりのブレント価格は70.210ドルと過去4年間で最低価格を記録、最低価格は67.166ドル、最高価格は72.59ドルとなっている。
プレソルト原油開発のロイヤリティは10%~15%、特別参加(PE)の最高割当は純益の40%となっており、プレソルトのリブラ油田の損益分岐点は、1バレル当たり60ドル~70ドルとブラジ ルインフラストラクチャー センター(CBIE)のアドリアノ・ピレス氏は予想している。
しかし特別参加(PE)割当を免除されている2010年に落札された油田の損益分岐点は1バレル当たり30ドル~40ドル、サントス海盆のプレソルト油田の損益分岐点は1バレル当たり40ドル~60ドルとなっている。
今年8月以降の1バレル当たりのブレント価格は毎月平均して10ドル下落、第4四半期の1バレル当たりのブレント平均価格は84.96ドルで第3四半期の1バレル当たりのブレント平均価格104ドルを大幅に下回っている。
ペトロブラスのプレソルト原油開発向けの投資予算では今年の石油価格を105ドル、2014年~2018年の石油平均価格を102.91ドルと計算しているために、今後の石油価格が低調に推移すれば大幅な投資計画の変更を余儀なくされる可能性がある。(2014年12月2日付けヴァロール紙)