ペトロブラス石油公社が南マット・グロッソ州トレス・ラゴアス市に39億レアルを投資して化学肥料工場UFN3を建設中で今年9月からの操業開始が予定されていたにも関わらず、建設工事を請け負ったコンソーシアムのサプライヤーへの支払い停滞で中止を余儀なくされている。
コンソーシアムのSinopec PetroleumBrasil社並びに Galvão Engenharia社は、地元の小さなサプライヤーへの支払いが遅れた影響で中小規模のサプライヤーは倒産などに追い込まれて部品供給やサービス提供が止まっている。
建設工事を請け負ったコンソーシアムのサプライヤーへの負債総額は9,000万レアル、そのうち地元のサプライヤーへの負債は900万レアル、裁判を起こしている130社の債権者への負債は3,500万レアルに達している。
製品や部品などの供給停止でコンソーシアムは10月から11月27日までに建設工事に従事していた労働者3500人の解雇を余儀なくされており、レンタカー事業のLocaliza社は従業員向けレンタカー100台を引き揚げている。
化学肥料工場UFN3では年間120万トンのリン生産で現在のブラジルのリン生産を倍増並びに8万1,000トンの窒素を生産する予定であったにも関わらず、工場の建設工事の完成時期は不透明となっている。(2014年11月28日付けエスタード紙)