昨日、ペトロブラス石油公社の経営審議会で輸入燃料価格が国内の卸売燃料価格を上回っている影響で同社の赤字が拡大して収益を圧迫しているために、燃連邦政府は料価格の値上げにゴーサインをだしたにも関わらず、値上げ幅や値上げ実施期間については公表されなかった。
今月14日にペトロブラスは経営審議会で同社の第3四半期の決算発表が行われるが、最後の国内の燃料卸売価格の値上げは2013年11月30日にガソリン価格は4.0%、ディーゼル燃料価格は8.0%それぞれ値上げされていた。
2014年の輸入燃料平均価格と国内の卸売燃料平均価格の差額は国際コモディティ価格が20%上回っていた要因で更に赤字幅が拡大していたにも関わらず、10月初めに1バレル当たりの石油価格は100ドルから85%前後まで下落したために、赤字幅が縮小している。
過去3年間のペトロブラスは燃料輸入で800億レアルの収入減を余儀なくされ、またレアル通貨に対するドルの為替の影響で3、000億レアル以上の負債増加につながっているとブラデスコ銀行石油派生品アナリストのアウロ・ロゼンバウ氏は説明している。
ペトロブラス石油公社に纏わる汚職解明の「ラヴァ・ジャット作戦」の元供給部長であるパウロ・コスタ容疑者がトランスペトロのセルジオ・マシャド総裁から50万レアルの贈賄を受取ったと発表後に、セルジオ・マシャド総裁が1カ月の休職を要請している。
汚職解明の「ラヴァ・ジャット作戦」によるペトロブラスの一連の汚職事件による格付け会社ム―ディーズ社による格下げの可能性やペトロブラス株の下落につながって同公社のイメージが悪化してきている。(2014年11月5日付けエスタード紙)