過去2週間で1バレル当たりの北海ブレント原油価格は100ドルから85ドルまで減少したために、2011年初めから国内価格よりも高い石油派生品の輸入を余儀なくされているペトロブラス石油公社の石油派生品の輸入の負債総額は590億レアルに達していた。
しかし国際石油価格がペトロブラスの国内卸売価格と同水準になったことで石油派生品の輸入による損害は打ち消す効果があるにも関わらず、ペトロブラスは石油輸出による売上減少の影響で今後のプレソルト石油開発向け資金調達が難しくなると予想されている。
ペトロブラスのプレソルト原油開発費用は1バレル当たり32.60ドル、国際石油価格が60ドルであれば開発費用は維持できるが、石油輸出による収入が大幅に減少する。
ペトロブラスの2014年~2018年の石油開発向け投資総額は2,206億ドル、同社では1バレル当たりの平均石油価格を105ドルに設定して今後5年間での資金調達額を1822億ドルと見込んでいた。
しかし今後1バレル当たりの石油価格が90ドルで推移すればペトロブラスは2015年~2018年の石油開発向け投資金調達が困難となり、投資計画の変更を余儀なくされる。
今年7月のペトロブラスの負債総額は2,410億レアル、税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので総資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示すEBITDAは3.94倍に達している。(2014年10月16日付けヴァロール紙)