ブラジル環境再生可能天然資源院(IBAMA)は、リオ州沖合240キロメートルに位置するイラセマ・スール地域の岩塩層下(プレソルト)の原油・天然ガス開発を予定しているルーラ鉱区の開発許可をだした。
洋上で原油・ガスを生産して生産した原油を設備内のタンクに貯蔵して、直接輸送タンカーへの積出を行う浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備のFPSO(Floating Production, Storage and Offloading system)であるシダーデ・デ・マンガラチーバには海底パイプライン8本が接続される。
ルーラ鉱区の1日当たりの原油生産能力は15万バレル、天然ガスは800万立方平方メートル、FPSOの原油貯蓄能力は160万バレルが見込まれている。
アングラ・ドス・レイスにあるBrasFels造船所から8月16日に石油採掘用プラットフォームであるシダーデ・マンガラチーバは、サントス海盆のルーラ鉱区へ向かって曳航を開始していた。
またIBAMA資源院は、サントス海盆のプレソルト原油開発を予定しているBM-S-9鉱区並びに BM-S-11鉱区、13プラットフォーム向け環境ライセンスを認可、投資総額は1,200億レアルで2017年から原油生産が予定されている。
8年前にプレソルト原油地域が発見されて、現在のペトロブラスの1日当たりのプレソルト原油生産は50万バレル、2010年のプレソロトの原油生産は4万2,000バレル、今年は41万1,000バレルと約10倍の増産している。
ペトロブラスの2018年のプレソルトの原油生産は同社の原油生産の52%を占めるまで増産が予定されているために、早急な環境ライセンスの認可並びに投資拡大が必要となっている。(2014年10月7日付けエスタード紙)