岩塩層下(プレソルト)原油開発が軌道に乗ればブラジルは世界でもトップクラスの石油の輸出国になると予想されており、20年前のブラジル国内の原油生産の85%はカンポス海盆であったが、今年6月には75%まで減少、サントス海盆の原油生産は15%に達している。
ブラジル国内の石油生産の90%はペトロブラス石油公社であり、シェルは3.9%、Statoilは3.3%を占めており、サンパウロ州のサントス海盆のリブラ鉱区のペトロブラス石油公社の権益は40%、フランス資本 Total社は20%、英国/オランダ資本の Shell社は20%、中国海洋石油(CNOOC)並びに中国石油天然ガス集団(CNPC)の権益はそれぞれ10%となっている。
現在のプレソルトによる原油生産は22%を占めているが、サントス海盆の新たな19油田が2018年までに操業開始が予定されているために、2018年末には52%に上昇すると予想されている。
今年6月13日のプレソルト油田からの1日当たりの原油生産は54万6,000バレルを記録、サントス海盆のプレソルト油田の1日当たりの原油生産は2万5,000バレルと北海油田の1万5,000バレル、メキシコ湾油田の1万バレルを大幅に上回っている。
現在のサウジアラビアの石油生産は1,150万バレル、2位はロシアの1,060万バレル、3位は米国の890万バレル、4位は中国の410万バレル、5位はイランの370万バレル、6位はカナダの370万バレル、6位はアラブ首長国連邦の340万バレル、7位はクエ―トの310万バレル、ブラジルは210万バレルで10位となっている。
2020年の石油生産予想ではサウジアラビアが1,310万バレルとトップ、シェールガス生産が見込まれている米国は1,170万バレルで2位、3位はロシアの1,060万バレル、4位はイラクの780万バレル、5位はカナダの570万バレル、6位はブラジルの440万バレル、7位は中国の430万バレルが予想されている。(2014年8月25日付けヴァロール紙)