6月下旬に連邦政府は原油や天然ガスの埋蔵量が100億バレル~150億バレルと予想されている4カ所の岩塩層下(プレソルト)鉱区を入札なしでペトロブラス石油公社への譲渡を決定した。
ペトロブラス石油公社は、ブラジル国内の石油派生品需要を満たすために、国内販売価格よりも高い価格で石油派生品を余儀なくされているために、同社の負債は更に拡大してきている。
ペトロブラス社の負債削減として唯一原油増産が余儀なくされているが、今年の原油生産目標は前年比7.5%に設定されているにも関わらず、今年初めの5カ月間の原油増産は前年同期比僅かに0.1%増加に留まっている。
今年の原油生産が増加しない要因として、国内の原油生産の80%を占めるカンポス海盆の油田のメインテナンス増加による減産並びに古い油田の効率低下による1日当たり20万バレルの減産が大きく影響している。
ブラジル国内の1月の原油生産は前年同月比2.4%減少の191万6,600バレル、2月は0.4%増加の192万3,500バレル、3月は0.1%増加の192万5,900バレル、4月は0.3%増加の193万2,500バレル、5月は2.2%増加の197万5,300バレルとなっている。
また1月のブラジル国内外の原油・天然ガス生産は前年同月比1.5%減少の251万1,500バレル、2月は0.9%増加の253万3,200バレル、3月は0.7%増加の255万300バレル、4月は0.4%増加の256万500バレル、5月は1.7%増加の260万5,300バレルとなっている。(2014年7月7日付けエスタード紙)