ペトロブラスは国内の燃料や電力需要をまかなうために、国内の燃料の販売価格以上の価格でガソリンや天然ガスの輸入を余儀なくされており、第1四半期の液化天然ガスの輸入は20%増加、ボリビアの天然ガス輸入は3%増加しており、ペトロブラスの第1四半期の純益は、前年同期比30%減少の53億9,000万レアルに留まっている。
国内の燃料需要をまかなうために、国内の燃料販売価格よりも高い価格で燃料を輸入しているために、燃料供給部門の赤字が拡大して同社の収益が悪化してきているとペトロブラスのグラッサ・フォスター総裁は説明している。
フォスター総裁は、連邦政府に燃料価格の値上げを要請しているにも関わらず、大統領選挙に大きなダメージを与えるインフレ指数を押し上げる要因になるために、連邦政府は値上げの許可を出していないが、2015年の決算が黒字になるように徐々に引き上げると示唆している。
第1四半期の石油派生品の輸入は13%増加して48億レアルの赤字を記録、第2四半期はカンポス海盆のルーラ鉱区の油田が操業開始、またロンカドール鉱区のプラットフォームP-62も操業開始するために原油の増産に結びつく。
またペトロブラス石油公社は、2012年末にコスト削減プログラム(Procop)を発表して2016年までに375億レアルのコスト削減を目標にしており、海外資産の売却や希望退職制度による人員削減などを進めている。
ペトロブラスは今年1月から55歳以上の職員を対象に希望退職者を募集しており、全従業員の12.4%に相当する8,000人が希望退職制度に応募、希望者の55%は2014年以内に退職する。
ペトロブラスは、中国資本のシノペック社と共同でマラニョン州の石油精製所プレミアム1の共同開発を予定しており、2年後には石油精製能力は1日当たり15万4,000バレル増加する。(2014年5月13日付けエスタード紙)