全国エネルギー・システム機構(NOS)のデイリーレポートによると、今月23日の電力エネルギー発電量は燃料不足や操業コントロール不足などの要因で、1,200万人の電力消費量に匹敵する4,726メガワットの供給ができていない。
NOS機構では火力発電所による電力エネルギー発電をコントロールしているが、今週は、4カ所の火力発電所で燃料不足やメインテナンスなどの要因で操業停止や予定以下の電力発電量に留まっており、発電能力の20%~30%が供給できていない。
ウルグアイアーナ火力発電所には、アルゼンチンからガスパイプラインを通して輸入天然ガスを供給しているにも関わらず、計画通りの天然ガス供給できずに予定の電力発電量が確保できなかった。
Raizen社傘下のイパウス火力発電所は、原料となるサトウキビ粕が生産初期の時期に当たるために原料不足による電力発電ができず、またオデブレヒト社傘下のカスー火力発電所は、降雨の影響でサトウキビ粕供給のための輸送に障害が生じたために安定的な電力発電ができなかった。
また火力発電所では1万2,500時間の稼働毎にメインテナンスを行う必要があるために、10カ所の火力発電所では、メインテナンスによる操業停止で2,877メガワットの電力供給ができなかった。
ブラジルの電力エネルギー供給量は2万1,799メガワット、そのうち水力発電所の平均電力供給量は全体の67.7%であるにも関わらず、75.4%の供給量に達しており、火力発電所の平均電力供給量は28.7%、しかし21.5%の供給量に留まっている。(2014年4月25日付けエスタード紙)