昨日、ギド・マンテガ財務相は、インフレ圧力を軽減するためのフレックス車向けガソリンに対するエタノール混合率25%を27.5%に引き上げる政策変更を否定したが、今月からエタノールが生産を始めるために2カ月以内の燃料価格の値下げを見込んでいる。
サンパウロ州砂糖キビ加工業者連合(Unica)は、今年1月に連邦政府にガソリンに対するエタノール混合率の引き上げを要請していたにも関わらず、全国自動車工業会(Anfavea)のルイス・モアン会長は、フレックス車向けガソリンに対するエタノール混合率を引き上げるとエンジンなどに対する悪影響や燃費が悪化するために反対していた経緯があった。
連邦政府は、国内需要の増加に伴ってペトロブラス石油公社によるガソリンの輸入増加を余儀なくされていたために、2012年12月にガソリンに対するエタノール混合率20%を25%に決定したにも関わらず、実施したのは2013年5月であった。
エタノール生産開始に伴ってエタノール価格が減少するために年内の燃料価格の値下げが予想されているが、ガソリンに対するエタノール混合率の引き上げの可能性は2015年に先送りされると予想されている。
今年初めのサトウキビ栽培地域の旱魃の影響で2014/15年度のサトウキビの圧搾量は2013/14年度の2.84%減少の5億8,000万トンが予想されており、そのうちエタノール生産は、全体の56.44%に相当する258億7,000万リットルが予想されている。
2014/15年度の1ヘクタール当たりのサトウキビ生産は、旱魃の影響による発育不全で前年比8.0%減少の73.4トンを予想、2014/15年度の砂糖生産は、前年比5.23%減少の3,250万トンが予想されている。(2014年4月24日付けエスタード紙)