国家原油庁(ANP)の石油・天然ガス、バイオ燃料部門担当のマギダ・チャンブリアルド取締役は、今年のガソリン輸入は国内の需要増加に伴って昨年の20億ドルから25億ドル、ディーゼル燃料輸入は昨年の75億ドルから90億ドルにそれぞれ増加すると予想している。
昨年のブラジルのGDP伸び率は2.3%であったが、ブラジル国内の燃料消費はGDP伸び率の2倍に相当する4.6%増加、今年の国内の燃料消費は前年比4.0%増加をチャンブリアルド取締役は予想している。
昨年の1日当たりのガソリン輸入は32万バレル、今年は6万バレルの輸入が予想されており、昨年のブラジルの貿易収支は25億6,000万ドルの黒字を計上、昨年のガソリン並びにディーゼル燃料、ナフサなどの石油派生品の輸入総額は、220億ドルに達したとブラジル貿易協会(AEB)のジョゼ・アウグスト・デ・カストロ会長は説明している。
今年のブラジルの貿易収支は、アルゼンチン並びにヴェネズエラの経済危機による輸出の減少、旱魃による大豆などの穀物の輸出減少、鉄鉱石の国際コモディティ価格の下落による輸出額の減少が予想されている。
今年初めの2カ月間の貿易収支は、57億8,000万ドルの赤字を計上して、同期間の貿易赤字の記録を更新しているが、3月初めの2週間の貿易収支は4億100万ドルの黒字を計上しており、大豆の輸出が続く5月末までは、貿易収支の改善が見込まれている。
ブラジル貿易協会の昨年末の今年の貿易収支予想は、72億ドルの黒字を予想、中銀の最終フォーカスレポートによる今年の貿易収支予想は、50億ドルの黒字を予想しているが、1カ月前の予想は79億ドルの黒字を予想していた。(2014年3月18日付けエスタード紙)