全国エネルギーシステム組織化機構(ONS)の発表によると、南東地域/中西部地域の水力発電所の貯水ダムの水位は、2001年以降では最低水位を記録しており、2月9日のこの地域の平均水位は37.6%まで減少している。
しかし異常な高温並びに旱魃に近い僅かな降雨が続いている影響で、一般家庭では扇風機やクーラーによる電力消費が上昇の一途をたどっており、2月の電力消費は、前年同月比7.8%増加の69.397メガワットに達している。
また2013年7月に国家電力統合システム(SIN)に統合された工業製品生産のフリーゾーンを抱えるアマゾナス州マナウス市の電力消費を含むブラジルの2月の電力消費は、前年同月比9.3%増加の70.360メガワットに達している。
例年になく異常な高温と旱魃並みの降雨の地域は、ブラジルの電力消費の78%を占める南部地域並びに南東部地域、中西部地域であり、また今年のカーニバルが3月になったために、2月の労働日数が例年以上に増加したために、製造業を中心に電力消費の上昇につながっている。
2月の電力消費の地域別比較では、異常な高温による電力消費の上昇と好調な農業関連産業による電力消費の上昇で南部地域が前年同月比12%増加、マナウスフリーゾーンを含む北部地域は28%増加している。
3月11日の南東地域/中西部地域の水力発電所の貯水ダムの水位は、貯水能力の僅かに35.7%に留まっているために、今後の降雨次第では、節水制限を強いられる可能性がある。
3月11日の北部地域の水力発電所の貯水ダムの水位は貯水能力の82.7%に達して電力発電に余剰があるために、今月11日の北部地域から北東地域への送電は2.525メガワット、南東部地域への送電は2.017メガワット、南部地域から南東部地域への電力送電は0.558メガワットで渇水している地域へ余剰電力を送っている。(2014年3月13日付けエスタード紙)