2013年のペトロブラス石油公社の純益は、第4四半期の純益が前年同期比18.9%減少の63億レアルに留まったにも関わらず、前年比11.3%増加の235億7,000万レアルを記録している。
2013年のペトロブラスの純益増加の要因として、積極的なコストカット並びに海外資産の売却、ディーゼル燃料やガソリンの卸売価格の値上げ、石油製油所の生産増加などが牽引、売上は前年比8.0%増加の3,048億9,000万レアルを記録した。
2013年の同社の純益は、市場関係者の予想を上回ったにも関わらず、第4四半期の純益が前年同期比18.9%減少の63億レアルに留まってために、2013年の純益は、2006年以降で2007年並びに2012年を上回ったにすぎない。
昨年のディーゼル燃料の卸売価格は1月並びに3月、11月、ガソリンの卸売価格は1月並びに11月に値上げされたが、ペトロブラスの要請にもかかわらず、連邦政府は燃料価格の値上げによるインフレ上昇を防ぐために、今年は燃料価格の値上げ承認を先送りしている。
ペトロブラスの現在の国内のディーゼル燃料の卸売価格は、海外の価格よりも20.1%安く、またガソリン価格も22%も安いにも関わらず、国内の燃料需要を満たすために、ペトロブラスは国内価格よりも高い燃料輸入を余儀なくされており、ペトロブラスの収益は継続して悪化している。
2013年のディーゼル燃料やガソリン輸入によるペトロブラスの赤字は、268億9,900万レアルに達しているにも関わらず、2012年の赤字額よりも21%減少、また昨年の投資総額は、年頭の投資額を67億レアル上回る1,044億レアルに達している。
昨年のペトロブラスのコストカットは、目標の39億レアルを大幅に上回る66億レアルに達しており、また海外資産を中心とした資産売却総額は85億レアル、2012年以降では21件の資産売却で234億レアルを調達している。
昨日、ペトロブラスは2014年から2018年の投資計画を発表、投資総額は2,206億ドルと2013年から2017年の2,367億ドルを6.8%減少の投資計画に下方修正、今年の石油生産は前年比7.5%増加を予想、2020年の1日当たりの石油生産量は400万バレルに下方修正している。
2014年から2018年の投資計画のうち石油・天然ガス開発向け投資は、全体の70%に相当する1,539億ドル、燃料配給部門向け投資は40%減少の387億ドル、海外での投資は97億ドルを予定している。
ペトロブラスは国内の製油所の生産能力が需要に追い付かないために、海外から燃料輸入を余儀なくされているが、セアラー州の石油製油所Premium II並びにマラニョン州の石油製油所Premium Iの建設を優先して、2018年までに完成させる予定となっている。(2014年2月26日付けエスタード紙)