全国エネルギーシステム組織化機構(ONS)の発表によると、今月4日午後に南部地域並びに南東部地域、中西部地域、北部地域の13州で停電が発生して、600万人が影響を受けた。
許容送電量は、供給能力の95%までは停電に陥る危険性はないにも関わらず、停電発生時の送電量は、供給能力の98%に達していたことが停電の原因なったことは否定できない。
ブラジルの電力発電所の供給能力は12万メガワットを擁するにも関わらず、最大電力消費量は、8万メガワットと4万メガワットの余剰供給能力があるために、落雷並びにメインテナンス不足、不慮の事故による停電以外の発生は難しいと業界関係者はコメントしている。
電力発電所の供給能力が減少する要因として、貯水ダムの水位低下による水力発電所の発電能力の低下並びに火力発電所は8,000時間稼働ごとにメインテナンスをする必要があり、偶然に多くの火力発電所がメインテナンスを行った場合となっている。
2月の南東部地域の貯水ダムの水位は、過去60年間で過去最低の水位である39.21%を記録、1日ごとに貯水ダムの水位は0.4%下がり続けており、また南部地域から南東部地域への電力供給を余儀なくされており、また全国各地の温度が過去最高を記録していることも電力消費が上昇の一途をたどっている。
北部送電システムと南東部送電システムを結ぶトカンチンス州コリーナスとゴイアス州セーラ・ダ・メーザ間の送電システムで問題が発生、停電発生地域拡大を防ぐ目的で、全国の発電量の8%に相当するツクルイ水力発電所の5,000メガワットの電力供給を停止した。
停電発生時の統合送電システムの電力供給量は、4,800メガワットと最大送電供給量5,100メガワットに逼迫していたために、送電システムのインフラ設備投資の遅れが停電の発生につながった可能性があると業界アナリストは予想している。
ONS機構のエルメス・チップ会長は電力消費増加による停電を否定しており、6日に開催される国家電力エネルギー庁(ANNEL)並びに鉱山エネルギー省関係者、電力送電会社の関係者による会合がもたれたが、6日にリオ市で再度会合が持たれて原因究明が行われる。(2014年2月6日付けエスタード紙)