全国エネルギーシステム組織化機構(ONS)の発表によると、昨日午後に南部地域並びに南東部地域、中西部地域、北部地域の11州で停電が発生して600万人が影響を受けたが、停電が2時間に亘って継続した地域もあった。
北部送電システムと南東部送電システムを結ぶトカンチンス州コリーナスとゴイアス州セーラ・ダ・メーザ間の送電システムで問題が発生、停電発生地域拡大を防ぐ目的で、全国の発電量の8%に相当するツクルイ水力発電所の5,000メガワットの電力供給を停止した。
停電発生時の統合送電システムの電力供給量は、4,800メガワットと最大送電供給量5100メガワットに逼迫していたために、送電システムのインフラ設備投資の遅れが停電の発生につながった可能性があると業界アナリストを予想している。
特に1月の南東部地域の貯水ダムの水位は、過去60年間で最低の水位を記録しているうえに、全国各地の温度が過去最高を記録していることも電力消費が上昇の一途をたどっている。
過去数日間の電力消費のピークは、全国各地の温度が過去最高を記録している影響を受けて、午後2時30分~午後3時30分に発生しているが、普段の電力消費のピークは午後6時であった。
Thymos Energia社のリカルド・サヴォヤ取締役は、南東部地域並びに中西部地域の貯水ダムの平均水位は39.58%を危険水位に達しており、また旱魃に近い降雨量や異常に高い気温、中間層の拡大による扇風機やクーラーの販売増加も電力消費に拍車をかけている。
ONS機構のエルメス・チップ会長は電力消費増加による停電を否定しており、6日に開催される国家電力エネルギー庁(ANNEL)並びに鉱山エネルギー省関係者、電力送電会社の関係者による会合で、停電の原因が明確になると説明している。(2014年2月5日付けエスタード紙)